【FD研修会】12/2 Playful Learningで世界をロックしよう! -アクティブラーニングのプレイフルデザイン-
近年、新たな学びとして、小・中・高等学校のみならず大学においても能動的学習(アクティブ・ラーニング)の重要性が示されています。本学では、平成27年度学長裁量経費プロジェクトとして「新たな学びの確立に向けた大学教育の質的転換を目指すプロジェクト」を実施しています。
プロジェクトでは、FD専門部会との共催で、以下の研修会を開催します。ぜひご参加ください。
講師
上田信行 先生(同志社女子大学特任教授)
日時
2015年12月2日(水) 13:30~15:30
受付: 13:00~
場所
図書館ラーニング・コモンズ
講師からのメッセージ
playful learningで世界をロックしよう! -アクティブラーニングの本質を探る-
"playful" とは、本気でものごとに関わっているときに感じる、あのワクワクドキドキ感のことであり、好きなことをやっている時に感じる興奮と楽しさです。"playful learning" とは、「楽しさの中に学びが溢れている」という視点であり、学習者のマインドセットに焦点をあてた学びのデザインです。
私の専門は「学習環境デザイン」という分野で、いかにすれば人々は「LOVE CHALLENGE(チャレンジ大好き)」ということにチャレンジできるかについて、様々な角度から研究しています。チャレンジしたいと思うマインドセットは、ものごとに対して「Can I do it?」と考えるのではなく、「How can I do it?」と考えることができるプレイフル・マインドセットから生まれてきます。出来るかどうかを不安に思うかわりに、どうすれば課題に向きあえるかを考えると、全ての行動が楽しく、ポジティブで挑戦的になってきます。そしてさらに、1人ではなく、「How can we do it?」と他者と共にやろうと考える人は、大きな可能性にチャレンジしていくことができます。あの人とやってみたいという仲間がいれば、挑戦する勇気や「PLAYFUL CONFIDENCE(困難な課題に向かって一歩踏み出そうとする自信)」を手に入れることができます。
私のゼミでは、playful learningによって学習者のマインドセットがどう変革するかに関心をもって実践をしています。
当日は私のゼミ生たちと一緒にplayful learningを体験していただく4つのワークショップを企画しています。ワークショップの後に、この体験を素材にしてアクティブラーニングの本質をみなさまと共に対話ができ、次のアクションにつながっていくことを願っています。
ワークショップメニュー
- self portrait - photographic metacognition
- LEGO Tower - team building workshop
- multi-perspective Drawing - technology of Remix
- evocative CUBE - object-to-think-with
ワークショップではかなり体を動かしますので、動きやすい服装で来ていただきたいと思っています。
もし、お時間があれば、「闘うワークショップのつくりかた」というweb記事を読んで来ていただきますと、ワークショップの背景を理解していただけると思います。
12月2日にお会いできますこと、今から楽しみにしています。
2015年11月19日
同志社女子大学特任教授
上田信行
問い合わせ先
次世代教員養成センター 1号館(廣岡・若狭)
TEL: 0742-27-9303